オートシェイプを何個か描いて配置の順序を設定したいとき、右クリックで出るメニューで決めますが、レイヤーの概念を取り入れると良く理解できるようになります。 メニューにある「最前面へ移動」とか「背面へ移動」と言うのは同じ層(レイヤー)にあるオートシェイプの上下を言っているのであって別な層にあるのまで、命令が及びません。 もし、テキスト上部にあるオートシェイプをテキストの下に持って行きたい時は「テキストの背面へ移動」を選択しなければなりません。 |
文章で書いてもピンと来ないと思うので、次の問題をやって見ると良く理解できるはずです。 (1)ワードで「オートシェイプのレイヤー練習」と言う文字と長方形、円を右図の様に配置します。 (2)黄色の円を移動して右図のようにします。 答:円を選択して「背面へ移動」 |
(3)黄色の円を更に移動して右図の様にします。 答:円を選択して「テキストの背面へ移動」 |
(4)赤の長方形を移動して右図の様にします。 答:長方形を移動して右図の様に配置したら、「テキストの背面へ移動」、更に「背面へ移動」を選択します。 |
(5)青の正方形を下図の様に配置します。 それから左図の様にします。 答:青の正方形で「テキストの背面へ移動」、更に「最背面へ移動」 |
(6)左図の様にします。 答:赤の長方形を少し下に移動、そして「テキストの前面に移動」、更に青の正方形で「前面へ移動」 |
これまでの練習問題を難なくこなせるようになったら、ワードのレイヤー構造は理解したと言えます。 ※関連ページ:レイヤーを理解するとワードの文章構造がわかる ※Word2003関連ベストセラー商品(本、ソフトウェアー、DVD) |
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